ボルネオゾウ Borneo Elephant

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世界で一番小さなゾウで、ボルネオ島の固有種です。
鼻の長さと尻尾の長さがほぼ同じで、どちらも地面すれすれです。

メスと子供達の群れで暮らし、大人のオスは一匹狼(象)です。
草食で、柔らかい草や椰子の新芽やバナナの茎などを食べます。

棲んでいた森がどんどん無くなり、パーム油畑に入り込んで荒らしたり民家の敷地に入り込んだりするので、害獣として捕らえられてしまうことも多く、環境破壊の被害者と言えます。

現在生息しているのは500頭あまりで、キナバタンガン川沿いや、タビン、ダヌンバレー、マリアウベシンなどのジャングルを移動しながら暮らしています。

 

 

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