ラフレシア Rafflesia
世界で一番大きな花~ラフレシア。
ブドウ科植物の根に寄生するこの花は、サバ州では3種~ラフレシア・ケイティ(Rafflesia keithii)、 ラフレシア・プリシィ(R. pricei),、ラフレシア・テングゥ-アドリンィ(R. tengku-adlinii)が確認されています。この花は、蕾から開花するまで9ヶ月から16ヶ月かかり、開花すると1週間ほどで朽ち果ててしまう不思議な花です。
茎も葉も根も無く、花だけのラフレシアは、開花して枯れる時に悪臭を出し、ハエなどを引き寄せて受粉させると言われていますが、まだ詳しい事はわかっていません。
キナバル山のポーリン温泉近辺&ココット村、クロッカー山脈公園、タンブナンラフレシア保護センターなどで観察する事ができますが、開花予測が非常に難しく「来週あたり咲きそうだ」ぐらいしかわかりません。