サバ州・ムルット族の村で、のんびり自転車を漕ぐ

サバ州・コタキナバルから車で約4時間、コーヒーが有名な街「テノム」にあるマライス村で、田園地帯をサイクリングしてきました。外国人観光客の姿をほとんど見かけないこの村で感じたのは、ここマライス村を故郷とする「ムルット族」の人々の、底知れない温かさでした。

1-2時間のサイクリング体験を、振り返ります。
ムルット族の方が公式に「田園地帯サイクリング体験」を提供しているので、是非チェックしてみてください!

村に着くと、村長さんが私たち一向を迎えてくれました。
コロナの後、外国人観光客の数が激減したといい、私たちの訪問をとても喜んでくれました。
韓国や中国からの観光客は多いですが、日本からの観光客はまだまだ少ないといいます。

ここマライスセンターは、地域に基づく観光イニシアチブを推進し、マライス村の社会経済を支援・改善することを目指して、2018年に設立されたムルット族のコミュニティセンターです。

自転車を借りて、田園地帯のサイクリングスタートです!

借りたマウンテンバイクで、目の前に広がる田園地帯を、自転車で駆け抜けます。
山に囲まれ、晴れた日には青空と緑のコントラストがなんとも美しいです。
日本から遠く離れた村で自転車を漕いでいることに、なんだか懐かしさを覚えました!

ツアーガイド・村長・村の子どもたちも皆一緒に自転車を漕ぎました。
無邪気な彼らの様子から、とても元気をもらいました!
地面はボコボコで険しい道が続きますが、その不自由さがかえってサイクリングをエキサイティングなものにしてくれます。
そんな道を難なく進んでいく子どもたちの姿にはあっぱれです!

サイクリングの途中で、農家の方に混ぜてもらい、稲植え体験を行いました。

Selamat Pagi (おはよう) / Bagus (素晴らしい)
簡単なマレー語を話すと、笑顔で受け入れてくれました。

村長が、田園地帯の説明をしてくれました。
「あの小屋はなんのためのもの?」
「あの人たちは何を生産しているの?」
様々な質問に答えてくれます。

この村の観光を盛り上げていきたいという村長の熱意がひしひしと伝わってきました。

ここマライス村では、サイクリング以外にもトレッキングや手芸体験を行うこともできます。
伝統衣装に身を纏ったムルット族の皆さんはとても綺麗でした。
サイクリングの後は、美味しい料理もいただいたので、別のブログで後述します。

東京から直行便で6時間30分で行ける、ボルネオ島・サバ州。
あなただけの宝物を見つける旅を楽しめること、間違いなしです!

<公式SNSをチェック>
サバ州政府観光局インスタグラム
サバ州政府観光局Twitter

<施設情報>
施設: Marais Center
住所: Peti Surat 206 Kampung Marais, 89908 Tenom, Sabah, マレーシア
IG: @maraiscenter

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